蜂蜜与四叶草日语版台词
竹本:六畳、風呂なし、大学まで徒歩十分。築二十五年、家賃三万八千円。壁が薄くて、
音は筒抜け、入学者は全員学生、朝日が眩しい、東向き。 去年美大に合格して、東京に出てきて、学校の周りが畑だらけのにびっくりして、自分で
作った飯がまずくてびっくりして、銭湯の入浴料の高さにびっくりして、課題の多さにび
っくりして、でも、今はすべて日常。
真山先輩。
真山:よ。なんだ、竹本。
竹本:今、腹いっぱいですか。コっロケあるんですけど。 真山:おれの分もあるの,
竹本:もちろんです。
コっロケ,
竹本:たくさんあるから、皆さんでどうぞ。
竹本:おい、先輩、マヨネーズ持ってます,きらちゃってって。 真山:マヨネーズ,竹本、お前コッロケにまでマヨネーズつけるの, 竹本:いけませんか,
真山:まあ、いいけど。あるから持っておく。
竹本:どうもです。
真山:おれマヨー,,あ、すゲイ量。どうしたんだ、コッロケの山は。 竹本:あ、いや。森田先輩がみんなで食えって。
真山:森田さん,あ、帰ってきてる。久しぶりだなあ。この人、十二日くらい帰ってこな
かったんじゃねえ。
竹本:十四日。約半月ですよ。
真山:今回こそ、どうか野垂れ死にじゃないかと。通か、謎過ぎるんだよ、この人。何も
言わずに、いつもふらっと出ててば。しばらくすると、ボロボロになって帰ってくる。し
かも、よくわからないお土産持ってきて、そして、毎回、尻ポケットにの謎の札束、なん
かどんどん大金になってるし。
竹本:真山先輩、森田先輩いったい何のバイトを。
真山:分からん。
竹本:不思議な人ですよね。
真山:そんな生易しいもんじゃ。
早くコッロケ配して、バイトの給料前で七十円しかないんだよ。 おれ、醤油持ってきた。
おれ、塩持ってきた。
お前、それはおれのだろう。勝手に持てるんじゃないよ。 男子学生Dいいですか。中濃ソース持ってきた。
男子学生A:しかし、すげ量だなぁー。十キロあるんじゃね。 この味、駅前の肉じゃないなぁ。
男子学生D:こりゃ、ビルの地下だなぁ。
しかも、九時五分前の超投売り。
男子学生A:しかし、森田さん、なぜにコッロケ,
あれだけの札束を手にしておきながら、
なぜにコッロケ,もっと肉とか肉とか肉とかさぁ。
あの人、貧乏の俺たちのことを嘲笑ってんだ
真山:泣くな、長谷川。森田さんの思う壺だ。
竹本:でも、一応気は使ったみたいですよ。
カレーとブレン半々だし。
男子学生D:いや、使ってない。多分全然。
真山:しかし、なんでこの人、自分の部屋で眠ないかね, 竹本:いいえ、それが先。
森田:これやる。皆で食。その代わり、明日朝九時起こしてくれー 竹本:もー森田先輩~明日朝十時の講義を間に合うように言って 男子学生D:それで、ひょっとしてあれか~森田さんは一年のとき、 一時間だけ授業が足りなくて、単位を落として、
そのまま、卒業し損なって、二回目の留年におい込まれたっていう 真山:それだ~
男子学生C:森田さん必死だなぁー
男子学生A:その単位、確か去年も寝坊で落として、 損で留年したんだっけ。
竹本:ということは、明日遅刻したら、大学七年に~ ひょっとして責任重大。
男子学生A:一年の授業は朝が早いからなぁ
男子学生C:
しかも、森田先輩は目覚ましが三つがあっても、起きないし。 男子学生D:いいや、六つあっても起きない。
男子学生B:これは、留年だなぁー
竹本:そんな~皆さん、目覚しいありって、貸してください。 真山:大丈夫だって、竹本。大学ってのは、八年までOKらしい。 竹本:そういう問題じゃないです寝坊したら、
先輩絶対俺の責任にしますよ。そうなったら、
俺何されるか。あぁーー。いやだ。
森田:うるさい。
竹本:なんーなんですか。
皆:乾杯~
竹本:なんでそうなるんですか。
でんしんこうです
竹本:今日は。九時半。先輩、森田先輩、起きて。もう九時半ですよ。起きてください、
先輩。森田先輩。
あぁー起きた。
森田:や,ありがとう竹本君。目が覚めてから、後五分寝かせてくれたまえ。 竹本:寝ぼけてるのに、ハキハキしないでください。 真山:困ってるなぁー
竹本:真山先輩。助けてください。森田先輩、びくともしないです。 真山:森田さんはバイトのあとは、,,時間ぐらい、起きないからな。おまえ、あきらめ
て、もう学校行け。森田さんの二の舞になるぞ。
竹本:そんなことしたら、留年運の以前に、俺の大学生活暗黒時代にかえられますよ。森
田先輩、起きて~
真山:おまえこの一年、ずっと、森田さんに固まれてたもんなぁ。 森田:似合うぞ、竹本、千円です。
竹本:死ぬ。死ぬ。俺この人に殺される。
真山:よし~やれるだけがんばってみよう。森田さんは大好物のコーヒー牛乳。こいつで、血糖値を上げ、脳の働きを活性化~次に、テレビの前で、起こすための努力の証拠をカメラに収める。これで森田さんの呪いの,,,は買せるはず。
竹本:ここまでやっても、,,,なんですね。
真山:いいから、後,,分呼び続けろ~それでもおきってなかったら、おまえは学校へ行くんだ。俺のキッキングボート貸してやる。
竹本:あのうー、森田さんお手製の
森田:happy birthday!真山。これ、ほしがっただろう,
真山:先輩、これなんですか。
森田:いやだなぁ。見ればわかるだろう,キッキングボード
真山:つうか、まさか、これで先月貸した一万チャラにする気じゃはないでしょうね。 竹本:いいや、別にあれは。
真山:じゃ、おれ、学校行くから。
竹本:そんな、ひどいですよ。真山先輩。
真山:ほら、起こせ。後,,分。
竹本:森田先輩。おきて下さい。
間もなく電車が到着します。黄色の後ろに立ってお待ちください。
花本先生:はぐ。
竹本:森田先輩、起きて。森田先輩、起きて。森田先輩、起きて。起きて起きて、森田先輩、おきてください。森田先輩、あぁーもう,,分経っ てる。先輩、留年しても、恨まないでくださいね。
森田:留年~留年~おまえ。
竹本:せん、先輩。ナンバーショットね。
女子学生A:なに,あんたお腹空かせてるの,
女子学生B:仕方ないなぁ。今朝の食べかけの魚肉ソーセージをあげるわよ。はい。 真山:も、森田さん。竹本。
女子学生C:ちょっと待って~ちょっとあんた。そのテリンチョまさかうちの我の台車の壊して、作ったんじゃないでしょうね。
女子学生D:やっぱり~お陰でうちら胸像手持ちで運んでるんよ。
女子学生E:これひとつ何キログラムあると思ってるんの。,,キロよ。,,キロ。 女子学生C、D、E 直すか弁償するかしなさいよね。 森田:僕がやったのではありません。(ここは見なかったことに)
女子学生C:誰がやってたの,
森田:真山君がやりました。
女子学生C:ちょっと真山。あんたがやったの。
真山:ち、違う。ちがいますって
女子学生:弁償しなさいよね。ちょっと、真山、聞いてるの,
真山:だから、俺じゃなくて。
女子学生:あんた以外誰がやってたの。直すの弁償するの
森田:ぎりぎりせいふ。教室間違った。
真山:くそ。久々にやってくれたぜ。森田さん。
花本先生:ひさしぶりだなぁー。真山のその叫び。
真山:やっと竹本に変えたつうって、去年一年こころ痩せられたのに。
竹本:じゃ、この一年俺は生け贄だったんですかひどいですよ。真山先輩。 花本先生:真山、長いこと、森田に絡まれただからな。
竹本:なぜ、黙ってたんですか。
花本先生:とこで、はぐ、キッキングボートってなんだ,あ、けいびんちょうのことか。 真山:先生、そこにいる小さい人は,ひょっとして、先生の娘さん。 先生:真山君、そんなに留年したいのかなぁ。この子は、俺のいとこの娘。今年から、ここの学生だ。
竹本:あのー、おれ。
真山:俺、真山巧。建築科四年。よろーしくね。
花本先生:花本はぐみ、十八歳。趣味は服を作ることと粘土弄り。因みに、はぐの父親は長野県警捜査一課課長。娘溺愛十八年。滅多なのことすると、闇に葬られるぞ。 竹本:え、えっと。あ、これ、あの、一緒に食べませんか。い、いらないかなぁ。 花本先生:おなか空いてるだろう。はぐ。
はぐ:んー。
花本先生:そうか。森田が、なぞのバイトだね。
はぐ、相変わらず、豪快だね。可愛いだろう。
はぐ:どうぞ。
真山:あ、どうも。
花本先生:や、桜、もうじき咲くね。暖かくなったし、なごむね。本当。 真山:確かに。静かで、のほほんとして、でも、こうちょっとすばすばして、そうだよなぁ、春なんだよなぁ。小さい手。なぁ、竹本。
あ、そうか。これが人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった。まいたら。俺がでれでれどうするよ。はるですね。
花本先生:だなぁー
女子学生A:なに,あんた、またお腹空かせてるの。しかたないなぁ、お弁当の残りの蒲鉾(かまぼこ)揚げるわよ。はーい。春ね。
女子学生B:だね。
先生:さすが山田君。みごとなまでの指捌きじゃ。 陶芸とは、土との対話。じゃが、土の声がとても小さくか細い、。心を無視し、己通しすぐに向きあったものだけがその声が聞くことができる。
女子学生,:ねー、聞いた。真山。
女子学生,:真山,
女子学生,:この前のゴウゴンで由美がね。
女子学生,:またなの,
女子学生,:聞いたよ。建築課の真山の噂。
女子学生,:そんなんだった。おしいよ。由美誘ったのはあたしなのに。 先生:どうしたんだね。山田君。や、や、山田君。
真山:あぁー森田さん。
花本先生:よ、森田。コロッケいただいて。
森田:竹本君、起こしてくれて、ありがとう。これでやっと卒業できる。 竹本:あぁー何よりです。
真山:森田さん、先はいうけも
森田:真山、しばらく見ない間にまた背が伸びたか。青春期,
真山:こんなわけないでしょ。先、あなたでしたは。
森田さん、もしもし。先輩。
真山:あ、戻ってきた。
森田:これを持って、これを持って。コロボックル
花本先生:コロ,
真山:ボッ,
竹本:クル,
真山:なんなんだ。ありゃ。
竹本:先輩、いい加減にしないと、泣かせちゃいますよ。
花本先生:コロボックルか,はぐは、何の格好しても可愛いなぁ。 山田:なん。何なの,
竹本,僕がまだ、小さかった頃、どこへ行くにも一緒だったあの青い自転車に乗りながら、ある時ふと思ったんだ、一度も後ろを振り向かずに、僕はどこまで走れるかなって。あの時、僕が試したかったのはいったい何だっただろう。