商务信函的各种案例及具体写法祝贺状

第　４　回 祝　賀　状 　　　「祝賀状」について １、「祝賀状」とは 　　　相手に慶事があった場合、祝意を伝え、好感を与え、相互の良好関係をさらに深めるために書く文書だ。つまり、「誠意を込めて、相手の慶事に、共に慶ぶように書く」ものだ。 ２、　例えば　 　　　栄転·昇進の祝賀状　　　　　　　創立○○周年の祝賀状 　　　入賞·受賞の祝賀状　　　　　　　支店開設の祝賀状 　　　社屋新築の祝賀状　　　　　　　社長·役員就任の祝賀状 　　　病気全快の祝賀状　　　　　　　退院の祝賀状 ３、「祝賀状」の作成ポイント ①　タイミングよく早く出すこと 　　（贈り物より必ず先に届くようにすること） ②　慶事に関わりのないことに一切触れないこと ③　不吉な連想を伴う忌み言葉を避けること ④　心からの誠意を込め、飾らぬ言葉で祝意を率直に伝えること ⑤　受信·発信者名を前付にする場合、件名は書かないほうがいい ４、　一般的な組み立て（主文） ①　お祝いの気持を伝える ②　招待されている場合は、そのお礼を述べる ③　相手の努力、苦労、経営力などを賞賛する ④　先方の今後の繁盛を祈る ⑤　友情が末永く続くように願う ⑥　贈り物を受領もらうという言葉を末尾に添える 文例説明 ①（文例８９）～のにて：伝聞のをす。～とのこと。～だそうで。 ＊　お元気の～にて、大慶に存じます。 ＊　この度、ご栄転の～にて、誠にお祝い申し上げます。 ② （文例８９）～厳しき折（形容詞の連体形）やや古典的なイメージ。 *　今年のお幸せ多きことをお祈り申し上げます。 *　佳き年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 ③ （文例８９）～厳し折：～の時、場合、機会、季節。 *　厳しい暑さの～、ご自愛お祈りいたします。 *　初秋の～、皆様のご清栄のことと拝察申し上げます。 ④（文例８９）～かぎり：程度の極限を表す。 ＊　贅沢の～を尽くす ＊　誠に心苦しい～でございます。 ⑤（文例８９）～のほど：様子、状況、事柄。 ＊　ご調査の～お願いします。 ＊　ご親切の～は忘れません。 ⑥ （文例８９）～なり：一例として示す。 *　彼に～相談してくれたらよかったのに。 ⑦（文例９０）～の趣：～ということ。～の様子。 ＊　ご病気の～案じております。 ＊　ご活躍の～大慶と存じます。 ⑧（関連語句１）～におかれては：～については。～に対しては。 　　（後は一般的に安否、健康などの状況を述べる） ＊　貴殿～ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。 ⑨ （関連語句４）～次第だ：～のような情況だ。 ＊　とりあえずお知らせした～でございます。 ＊　今後とも　よろしくご指導くださいますようお願い申し上げる～でござい　 　　　ます。 ちゃんと覚えておこう 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー　慣用語句 ①○○に、当社もご招待いただきましたことは、誠に感謝に堪えません。 ②ご創立以来、堅実な発展を遂げてこられましたことは、私どもにとっては 　よき手本であり、力強い励みでもあります。 ③この度、非常にめでたく○○にご昇進されました由、謹んで衷心より祝意 　を申し上げます。 ④なお、心ばかりのお祝いの品をお送りさせていただきました。ご笑納賜り 　ますようお願い申し上げます。 ⑤まずは書中をもってお祝いのご挨拶を申し上げます。 「祝賀状」作成練習 １、新会社設立の祝賀状 ２、部長昇進のお祝い 　　（受信·発信者名を前付にする）